
ポイントは「賃料」「立地条件」「間取り」の3つ
賃貸物件を探す場合、「賃料」「立地条件」「間取り」の3つのポイントに分けて探すことが大切です。
「賃料」が安い物件を探す場合、繁忙期を避けるようにしましょう。賃貸物件の繁忙期は1月から3月です。就職や就学による物件探しが始まるからです。築年数が多い物件も賃料の面では狙い目。なかには新築と見まがうような物件もあるので、年数に捕らわれることなく内見しましょう。「立地条件」を検討する際は、まず最寄り駅への所要時間をチェックしましょう。次に住宅の周辺状況を確認します。生活を支える拠点となるスーパーやコンビニエンスストアまでの距離はよくしらべておきましょう。また、女性の一人暮らしの場合には、街灯などの地域の防犯体制もチェックしてください。
「間取り」は何人で暮らすかによって変わります。間取りを検討する際は、少しスペースに余裕を持たせることが大切です。例えば、夫婦と子供2人なら3LDKがおすすめです。
賃貸物件探しは内見が大切
物件の内見で気を付けたいポイントは4つあります。
1つ目は玄関の広さです。玄関が狭いと家具の搬入ができない場合があるからです。2つ目は防犯設備の種類。マンションならオートロックかどうか、インターフォンがモニター付きであるかどうかを確認してください。また、鍵がシリンダーキーの場合、セキュリティレベルが下がるので、ディンブルキーやカードキーなどを用いた物件を選ぶようにしましょう。3つ目は異臭がないかどうかです。浴室などがカビくさい物件や、居室やトイレに嫌なにおいが残っている物件は要注意。見えない場所が汚れたままかもしれません。ついでに空調や換気機能も調べておきましょう。
4つ目はゴミ置き場や駐輪場などの共有スペースです。きちっと整理整頓されている物件は、管理状態がよい場合が多いです。内見によって以上のポイントをよくチェックするようにしましょう。